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熱水鉱床とは何か?

   

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引用元:Wikipedia

熱水鉱床とは、海底から銅や鉛、マンガン、コバルトなどがわき出て、海水によって冷却された物が沈殿し、山の様に堆積したもののことをいいます。地中のマグマなどで暖められた熱水が、地中内の銅や鉛、マンガンやコバルトなどの金属を伴って噴出されてそれが蓄積することから熱水鉱床と呼ばれています。この熱水鉱床が最近注目されているのは、レアメタルである鉛やマンガンを含んでいるためです。そんな熱水鉱床について、詳しく説明していきます。

熱水鉱床とは何か?

熱水鉱床とは、正式には海底熱水鉱床と呼ばれ、地球の内部から熱水が吹き出してできた山の様な物です。ここでいう熱水とは400度程度の水のことであり、その水は地中のマグマによって熱せられて、地底に含まれる銅や鉛、マンガンなどの金属を含んで海中に吹き出しています。その、吹き出した熱水が海水によって冷やされて、堆積した山の様な物が海底熱水鉱床というわけです。

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この熱水鉱床は、海底火山活動のみられる中央海嶺、つまり大洋の中央付近にみられる海底山脈や火山性列島の周辺海域などに存在し、日本の近海では沖縄近海や伊豆。小笠原海域にこの海底熱水鉱床が存在しているのが確認されています。この熱水鉱床には、鉛や銅、コバルトやマンガンなどの金属を大量に含んでおり、レアメタルの需要が伸びている昨今、特に注目されています。レアメタルと熱水鉱床について更に詳しく説明していきましょう。

熱水鉱床に存在するレアメタル

レアメタルといえば「産業のビタミン」とも呼ばれるほど、ハイテク産業に不可欠な金属です。しかし、その名の通りレアメタルは希少金属であり、その生産量はとても少ない物です。日本はそんなレアメタルをほぼ中国やロシアなどの海外からの輸入に頼っています。しかし、昨今、中国やインドなどの新興国がそのレアメタルの需要が増しており、今後レアメタルの需要は益々上がっていくことが予想されています。

そんなレアメタルの安定供給のために、最近注目されているのがこの熱水鉱床なのです。熱水鉱床には先述の通り、マンガンやコバルト、鉛などのレアメタルが含まれているほかにも、光ファイバーに使われるゲルマニウムや集積回路(IC)などの電子部品に使われるガリウムといったレアメタルも含まれています。

特に銅や亜鉛などの金属も豊富に含まれていることから、熱水鉱床からこれらのレアメタルを安定的に供給できれば、と研究が盛んになっています。以前からこの熱水鉱床にレアメタルがあるのは分かっていたのですが、以前は熱水鉱床の様に海底から採掘するにはコストがあわずにいたのですが、ここへ来て昨今の原油高や資源高の影響により採算が合う様になってきているようです。

熱水鉱床とレアメタルのまとめ

以上、簡単に熱水鉱床についてまとめてみました。熱水鉱床とは、海底にできた金属を含んだ山の様なものであり、地中に存在する金属、特に銅や鉛、マンガン、コバルトなどが熱せられた海水と共に扮す津されて、それが海底に沈殿したもののことをいいます。その熱水鉱床に多量に含まれるレアメタルにより、昨今、この熱水鉱床が注目されているのです。熱水鉱床について、以上、ご理解頂ける助けになれば幸いです。

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